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再生可能エネルギー

小型風力発電システム

CO2を排出しないクリーンエネルギー

地球温暖化は、今や深刻な問題。海面の上昇や異常気象が、生態系や農作物に大きな影響を及ぼします。原因は、自動車の排気ガスや火力発電システムなどによるCO2(二酸化炭素)の発生。これを抑制するため現在では、さまざまな発電システムの導入が進められています。その中で注目されているのが、完全に自然の力だけを利用し、CO2を排出しないクリーンなエネルギーである風力発電と太陽光発電。そして個人的に利用できる発電システムとして、気軽に導入できるのが小形風力発電装置なのです。

24時間稼動。設置場所が「発電所」に

風力発電が優れているのは、夜間や天気が悪くても風が吹いていれば発電できること。年間を通じて風が強い場所では、かなりの発電量が見込めます。設置スペースさえ確保できれば、電力を使用する場所のすぐ近くで発電することができ、大がかりな送電設備は不要。農地や山間、海岸などこれまで商用電源が得られなかった場所でも利用できます。

発電機などの機能を内蔵した美しいフォルム

日本の市街地の年間平均風速は4m/秒以下。言い換えるなら、風速4m/秒以下の風をどれだけきっちり捉えられるかが重要です。また、風力発電で有名な米国カリフォルニアやドイツ、オランダなどと異なり、風向きが頻繁に変化するのも日本の気候の特性でもあります。「そよ風くん」は、風速わずか1m/秒程度の風が吹けば、飛行機の翼に似た断面の垂直翼(ブレード)が回転を始めるので、始動用補助モータも不要。独自設計の垂直軸型風車は、あらゆる方向の風に対応するので、プロペラ型風車に見られる風向制御機構も不要になりました。

このクラス最高の品質・出力、低騒音設計

支柱の先のラグビーボール型の部分から四方向にアームが伸び、その先のブレード(垂直翼)がレーダーのように空の上で回転している。未来の宇宙船を思わせるような、洗練されたフォルムが「そよ風くん(V-II)」の特長です。ローターケーシングの内部には発電機を内蔵、ケーブル類もすべてポール内部に配線するなど、デザイン性の良さを重視して設計しました。地中海のブルーと白亜の建物をイメージさせる、清潔感あふれるツートンカラーは、さまざまな設置環境にも調和するでしょう。

風速1m/秒で回転。頻繁な風向き変化にも対応

「そよ風くん」には、85年以上にわたり数々の製品を生み出してきた、神鋼電機の先進技術がフルに生かされています。風車部・発電装置・インバータなど、自社開発によるユニットをそのほとんどに使用しています。ソーラーパネルの採用によるハイブリット(風力+太陽光)発電、ほとんどの電化製品が使えるAC100V正弦波による出力など、このクラス最高のスペックを誇ります。また、独自設計による垂直翼の採用により、運転音を自然の風とほぼ同等のレベルにまで抑えました。一般に小形風力発電装置で問題となっている騒音の心配もありません。さらにオプションで系統連系が可能です。

先進の独自技術採用

■ 航空・宇宙分野で培った技術を駆使
独自開発の高性能発電機や耐食性アルミニウム合金による高剛性を備えた軽量翼を採用しています。

■ 業界トップシェアを誇る自社製スプリングクラッチを採用
スプリングクラッチの採用により、メカニカル面でのロスと消費電力を最小限に抑えました。

■ 永年培ったパワーエレクトロニクス技術を応用
コントローラ、インバータも自社開発により高効率化を実現しました。

安全メカニズム

■ 軽量・高剛性で安全性にも配慮
ブレードは、アルミニウム合金製で、軽量&高剛性。しかも塗装を施しているため、耐食性にも優れています。さらに、特殊構造の支持アームによる曲げモーメントの低減により、風車全体の安全性を高めています。

■ 耐風速は当クラス最高値の60m/秒
台風などの暴風時でも最大瞬間風速60m/秒まで耐えうる設計です。台風など事前に強風が予想される場合は、手動ブレーキを引いて下さい。

■ 自動+手動のデュアルブレーキ採用
風速14m/秒以上になると自動的に減速を開始する電気制動式ブレーキと、強風時に自動停止するメカニカルブレーキのデュアル(二重)ブレーキシステムを装備。特にメカニカルブレーキは手動ブレーキレバーを併せて設置しました。


太陽光発電システム

太陽光発電システムとは、太陽光の日射を電気エネルギーに変換し、太陽電池を用い直流の電気を発生させ、パワーコンディショナーを経由し電気の品質を安定させ電気を供給します。
又化石燃料の消費及び二酸化炭素の排出を抑える事が出来、環境保護にもつながり、自立運転及び蓄電池式機能を持たせる事で停電の非常時に非常電源として利用することができます。